日本大学理工学部交通システム工学科は11日、鉄建の建設技術総合センター(千葉県成田市)で実習授業「鉄道工学講座」を開いた。鉄建の協力を得た実習授業の開催は3年目を迎える。参加した3、4年生約120人は、本物の設備を使った講義を通じ、ホームや踏切の構造やHEP&JES工法の仕組みなど、より実践的、実務的な内容を体験しながら学んだ=写真。
実習授業は、「ホーム」「工事状況再現」「踏切・線路覆工」の3エリアに分けて実施。工事状況再現エリアでは、軌道変位測定を体験したほか、分岐器の構造、絶縁継ぎ目などについて解説を受けた。踏切・線路覆工エリアでは、障害物探知装置の動作や電力設備、HEP&JES工法などについて講義を受けた。
日大理工学部の轟朝幸教授は実習授業終了後、「本物の設備などを実際に見て、触れて『なるほど』と思うところがあったと思う」と学習効果の向上に対する手応えを語った。
鉄建建設技術総合センター研修センターの鈴木武臣所長は「普段はお客の立場としてしか使っていない線路に実際に降りたり、設備を間近に見たりして、鉄道に携わる仕事を肌身で感じてもらえたと思う」と述べた上で、「鉄道の仕事に興味を持ち、将来、関連した仕事に携わってもらえれば」と期待を寄せた。
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実習授業は、「ホーム」「工事状況再現」「踏切・線路覆工」の3エリアに分けて実施。工事状況再現エリアでは、軌道変位測定を体験したほか、分岐器の構造、絶縁継ぎ目などについて解説を受けた。踏切・線路覆工エリアでは、障害物探知装置の動作や電力設備、HEP&JES工法などについて講義を受けた。
日大理工学部の轟朝幸教授は実習授業終了後、「本物の設備などを実際に見て、触れて『なるほど』と思うところがあったと思う」と学習効果の向上に対する手応えを語った。
鉄建建設技術総合センター研修センターの鈴木武臣所長は「普段はお客の立場としてしか使っていない線路に実際に降りたり、設備を間近に見たりして、鉄道に携わる仕事を肌身で感じてもらえたと思う」と述べた上で、「鉄道の仕事に興味を持ち、将来、関連した仕事に携わってもらえれば」と期待を寄せた。
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