2015/07/13

【西松建設】震度5を体感! 中津小5年生が技研で防災と生物多様性を学ぶ

西松建設は、社会貢献活動の一環として、神奈川県愛川町の技術研究所に近隣の中津小学校5年生75人を招き、防災と生物多様性をテーマに講義を行った=写真。技術研究所の大型振動台などを使った担当者の説明に児童たちは真剣なまなざしで耳を傾け、講義後には、「震度5強の揺れを間近で見ることができて勉強になった。改めて地震のすごさを知った」「地震や津波の仕組みがよく分かった」などの感想が寄せられた。

 防災の課外授業では、地震と津波を中心とした災害の発生要因と対策を講義後、技術研究所の大型振動台を使って震度の異なる数種類の地震を再現し、被害状況の違いや防災対策グッズの使い方などを説明した。
 一方、生物多様性では、建設会社が取り組む自然環境の創出活動として、技術研究所内に設置しているビオトープを紹介した。水辺の設置や鳥、ヤモリの巣箱を置くことで、多様な生物が共生できる環境を創造できることを説明。ビオトープの近くにある赤外線カメラで夜間撮影したタヌキの夫婦を見て、児童からは「こんな動物が身近にいるのか」と驚きの声が上がった。
 また、建設工事への理解を深めるため、工事中の近隣住民への配慮として騒音防止対策も紹介。実際の騒音計を使った大声コンテストを行い、対策や計測技術も説明した。
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