被災地復興を支援するカタール国の「カタールフレンド基金」が助成した、子ども向け複合体験施設「MORIUMIUS LUSAIL(モリウミアス ルサイル)」が宮城県石巻市雄勝町桑浜に完成、11日にオープニングセレモニーが開かれた。18日にグランドオープンする。
カタールの都市の名であるルサイルと命名された、この施設は大正12(1923)年に建設され、2002年3月に閉校となった旧桑浜小学校の木造2階建て校舎を「泊まる/食べる/体験する」というスペースに修復・改装した。客室(ベッド数44)やレストラン(64席)、屋外浴場2棟などを備える。同基金は約5億円の資金を援助した。
小・中学生を対象とし、森と海に囲まれた自然豊かな雄勝町をフィールドに、8つのプログラムを通じて、「自然と人の暮らしを五感で感じる」「震災後も雄大な自然を愛し、その土地で暮らす人々の物語と文化に触れる」「国籍や年齢も異なる多様な仲間との出会い」を体験できる複合型体験施設となる。
また、子どもだけでなく企業研修も受け入れる。施設の運営は公益社団法人のsweet treat311(本部・石巻市、立花貴代表)が当たる。
オープニングセレモニーでは亀山紘石巻市長ら地元関係者とアブドゥラ・ジャシム・アルズィヤラ駐日カタール国参事官、運営法人の立花代表らがテープカットし、完成を祝った=写真。
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カタールの都市の名であるルサイルと命名された、この施設は大正12(1923)年に建設され、2002年3月に閉校となった旧桑浜小学校の木造2階建て校舎を「泊まる/食べる/体験する」というスペースに修復・改装した。客室(ベッド数44)やレストラン(64席)、屋外浴場2棟などを備える。同基金は約5億円の資金を援助した。
小・中学生を対象とし、森と海に囲まれた自然豊かな雄勝町をフィールドに、8つのプログラムを通じて、「自然と人の暮らしを五感で感じる」「震災後も雄大な自然を愛し、その土地で暮らす人々の物語と文化に触れる」「国籍や年齢も異なる多様な仲間との出会い」を体験できる複合型体験施設となる。
また、子どもだけでなく企業研修も受け入れる。施設の運営は公益社団法人のsweet treat311(本部・石巻市、立花貴代表)が当たる。
オープニングセレモニーでは亀山紘石巻市長ら地元関係者とアブドゥラ・ジャシム・アルズィヤラ駐日カタール国参事官、運営法人の立花代表らがテープカットし、完成を祝った=写真。
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