土木学会は、2015年度デザイン賞の最優秀賞に「北彩都あさひかわ」=写真(提供:北海道開発局)=を選定した。北海道からの最優秀賞受賞は、8年ぶり2回目となる。
土木学会デザイン賞は、計画や設計技術、制度の活用、組織活動の創意工夫によって周辺環境や地域と一体となった景観の創造や保全を実現した作品・関係者などを顕彰するもの。優れた土木構造物や公共的な空間デザインと指針の提示、創造的思考を持ちデザイン力のある技術者の発掘と認知、普及などを目的としている。
北彩都あさひかわは、1990年の計画策定から25年を経て、2015年7月31日にグランドオープンした。忠別川に隣接する美しい駅、川と都市が融合した水と緑豊かな都心のオアシス形成を目指すグランドデザインによる空間づくりを、国、道、旭川市、北海道旅客鉄道(JR北海道)が連携して進めてきた。
北海道開発局が河川空間(水辺プラザ)整備と旭川合同庁舎、北海道が氷点橋と新神楽橋、旭川市が土地区画整理、クリスタル橋、北彩都ガーデン、JR北海道が旭川駅舎と鉄道高架事業を行った。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿