東京都下水道局は22、23の両日、三河島水再生センター(荒川区)で、国指定重要文化財の旧三河島汚水処分場喞筒(ポンプ)場施設を3000個のキャンドルで照らし出す、「キャンドルナイトin三河島」を開いた=写真。2日間で当初の予想を大幅に上回る2200人が来場。幻想的な夜景を楽しんだ。
東京都下水道局総務部の市山慎一郎広報サービス課課長代理は「レンガタイルの歴史ある建物には、電飾の光よりも暖かいキャンドルの炎が合うと考えた。下水道局に国指定重要文化財があることを知ってもらい、下水道全体のPRにつなげたい」と話している。
施設は大正11(1922)年3月に運転を開始した日本最初の近代下水処理場で、99年に稼働を終了した。阻水扉室、沈砂池室などの一連の構造物が残っている。
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