2015/12/12

【復興特別版】釜石秋田線・遠野~宮守IC、アクセス県道・新里工区が開通! 内陸部と釜石港つなぐ


 東北地方整備局が、復興支援道路に位置付けて整備を進めてきた東北横断自動車道釜石秋田線「遠野~宮守」(長さ約9㎞)が5日に開通した。岩手県内陸部の産業拠点と重要港湾である釜石港との交流・連携強化などの効果が期待される。

 今回開通したのは、遠野市内の遠野インターチェンジ(IC)から宮守ICまでの区間。これにより、(仮称)釜石ジャンクション(JCT)と東北自動車道花巻JCTを結ぶ釜石秋田線約80㎞のうち、約63㎞が供用された。全線開通は2018年度を予定している。
 遠野~宮守IC間が開通したことで、近年、漸増している釜石港の利用企業およびコンテナ取扱量の一層の増加が期待されるほか、救急搬送の安定性・迅速性確保や、全国一の生産量を誇るホップなどの特産品の輸送効率化にも寄与する。
 また、県施行の遠野ICと国道283号を結ぶアクセス県道・新里工区(長さ約0.7㎞)も同日に開通した。
 宮守IC付近で行われた式典には、安倍晋三首相ら約160人が出席。安倍首相は「遠野市は震災直後、自衛隊やボランティアの後方支援拠点として大きな役割を果たした。開通後は地域活性化が期待される」と祝辞を寄せた。テープカットやくす玉開披=写真、パレードなどが行われ、震災からの復興と地域創生を後押しする同区間の開通を盛大に祝った。
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