神奈川県流域下水道整備事務所は1日、「下水道ふれあいまつり」で子どもたちがクレヨンで絵を描いた下水管を埋設した。箱根小田原幹線の一部を構成する「平成27年度酒匂川流域下水道箱根小田原幹線管渠築造工事(1-2工区)公共(その1)」の現場で、下水道未整備区域の解消と早川の水質保全に役立てられる。
県と県下水道公社、流域市町は、下水道の役割や下水道整備の重要性を周知するため、毎年、「下水道ふれあいまつり」を開催している。ことしは施設見学など各種イベントの1つとして、同工事を施工する伊達建設が会場に下水管を持ち込み、子どもたちが下水道への関心や親しみを持つように、思い思いの絵を描いてもらった。
埋設作業 |
今年度の工事は小田原市扇町の足柄小学校付近から久野川橋付近に至る約0.5㎞を整備しており、子どもたちが絵を描いたヒューム管は、発進立坑工事現場(小田原市久野86)の深さ6-8mに埋設した。同工事は酒匂川流域下水道右岸処理場から箱根町湯本に至る約9.2㎞の幹線の一部を構成する。全体の事業完了は約10年後を見込む。
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