2015/12/21

【広島建工協】『広島土砂災害8.20-地域の安全・安心の担い手として』発刊! 地元企業による応急復旧の記録


 広島県建設工業協会(檜山典英会長)は、2014年8月20日に広島市北部で発生した大規模土砂災害の応急復旧等に立ち向かった地元建設業者の記録をまとめた『広島土砂災害8.20-地域の安全・安心の担い手として』=写真=を発刊した。

 記録誌は、A4判84ページで構成されており、土砂災害の発生状況や被害状況、会員の活動、行政との連携、協会の対応などの「災害概要」、発災直後から応急復旧に携わった企業が当時の現場の様子などをつづった「地元建設業者の思い」、被災した地元の自治会や町内会、自主防災会などが自主防災や地元建設業の重要性を語った「住民とのつながり」、現在整備が進む砂防堰堤や地域の安全を守るインフラ整備や建設業の役割を示した「地域を守る社会資本整備」で構成されている。
 また、丸山隆英中国地方整備局長、湯崎英彦広島県知事、松井一實広島市長のメッセージも収録されている。檜山会長は「会員各社の活動を広く地域の皆さまにご理解いただき、次世代へとつないでいくために作成した。本紙を通じて建設業者の役割や地域への思いが少しでも伝われば幸いです」とコメントを寄せている。
 記録誌は関連団体や県内公共施設、学校などに配布する。
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