地盤工学会関東支部会員サービスグループ(鈴木亮彦リーダー幹事)は、千葉県船橋市の日大理工学部船橋キャンパスで、第11回ソイルストラクチャーコンテスト「つくって、揺らそう2!~液状化対策工」を開いた=写真。学生と社会人合わせて11チームがアイデアを競い合い、横浜国立大学Aチーム(山野井悠翔さん、佐伯拓哉さん、滝澤伊織さん、寺本諒さん)が総合優勝を獲得、最も変位量が少ない優秀対策賞に輝いた。
液状化対策工法となってから3回目となる今回は、いずれも100円ショップで購入できる3つの対策材料を使用した。事務局が用意した毛糸と粘土、吸水マットの中から1つが指定材料として与えられ、自ら購入してきたストローやパスタ、飴、割りばし、マスクなどを組み合わせて模型地盤に液状化対策を施した。
審査は加振して得られた模型地盤上の住宅模型の変位量とプレゼンテーションの内容で評価した。総合2位は応用地質・基礎地盤コンサルタンツ・不動テトラ連合チーム、優秀プレゼン賞を受賞した横浜国立大Bチームが総合3位となった。
入賞者以外の参加グループは次のとおり。
▽日大理工学部交通システム工学科▽三信建設工業▽東大土質/地盤研究室▽東京都市大学▽兼松サステック▽不動テトラ▽東京電機大▽日大理工学部土木工学科。
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