2016/08/25

【i-Con】アクティオと福井コンピュータがセミナー開催 ドローン活用の測量学ぶ


 アクティオと福井コンピュータは23日、三重県いなべ市のアクティオいなべテクノパークでi-Construction(アイ・コンストラクション)セミナーを開いた。午前・午後の部合わせ建設企業などから100人以上が参加。国土交通省が進めるi-Conの概要やドローンを使用した測量の方法などを学んだ。

 冒頭のあいさつで、アクティオ名古屋支店の小櫻勝彦副支店長は「国交省は今年度から建設現場の生産性向上を目的にi-Conの取り組みを推進している。当社は建設機械のレンタルが本業だが、定期的に講習会を開き、施工者の新技術習得の手伝いもしている」ことなどを紹介した。
 屋内の座学では、福井コンピュータの担当者がi-Conの概要を説明。中部地方整備局は、500m3以上の土木工事でICT(情報通信技術)の活用を進めており、今年度の試行件数は80数件にのぼるとの見通しを示した。
 続いて、アクティオが屋外でドローンの飛行デモンストレーションを公開=写真。参加者はフライトシミュレーターを使い操作方法などを体験した。
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