2016/08/05

【神鉄筋/横建協】初のインターンシップ実施 専門学校生が鉄筋切断・加工、組立て学ぶ


 神奈川県鉄筋業協同組合(小田桐健理事長)は3日、横浜日建工科専門学校(建築設計科)の生徒を迎え、初のインターンシップを実施した。横浜建設業協会(土志田領司会長)との連携事業で、生徒計11人が横建協の会員企業を訪れ、1日に建築、2日に土木を学んだ後、3日に神鉄筋の組合企業で鉄筋業の仕事を体験した。写真はスチール・ワンで鉄筋切断などを体験する様子

 3日に生徒2人を受け入れた神鉄筋のスチール・ワン(横浜市都筑区)では、鉄筋工事や会社の概要を説明した後、担当者がインターンシップの内容、熱中症対策などの注意事項を説明した。続いて生徒たちは工場で、鉄筋の切断・加工、鉄筋の組み立てなど実際の作業を体験した。終了後には感想文を作成した。

杜企画の現場見学後に感想文を書く生徒たち

 同事業は、建設業振興基金の「地域連携ネットワーク構築支援事業」の認定を受けて、横建協と神鉄筋のほか、神奈川県建設業協会横浜支部、横浜市電設協会、横浜建設業青年会、横浜市が「横浜市建設業若年者入職促進検討会」を組織し、取り組んでいる。今回は横建協と神鉄筋が連携し、3日間にわたってインターンシップを実施した。
 受入企業は次のとおり。
 ▽1日=松尾工務店、渡辺組、佐藤薫工務店、安藤建設、杜企画、小雀建設。
 ▽2日=馬淵建設、チュウバチ、宮本土木、岩野建設、親和興業。
 ▽3日=ランテック、天内鋼業、スチール・ワン、田中工業、小林鉄筋工業所、原鉄筋工業所。
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