2016/08/19

【エアコンバトル】設定温度「上げる」女性と「下げる」男性 真夏のオフィス8割で変更合戦


 真夏のオフィスで“エアコンバトル”が繰り広げられていた--。冷房の効いたオフィス空間は、女性の6割が「寒い」と感じており、多くが黙ってこっそりと設定温度を変えていたことが、三菱電機ビルテクノサービスのアンケートで浮き彫りになった。女性は上げる、男性は下げる傾向が強く、設定温度が元に戻されていても、全体の8割弱が自分好みの快適空間を獲得すべく、設定変更に再チャレンジしていた。涼しいオフィス空間で「上げては下げられ、下げては上げられる」という“熱い戦い”が展開されている。

 夏のオフィスにおける空調機器に対する意識や実態を探るべく、20-60代のビジネスパーソン1000人を対象にアンケートを実施した。オフィスの約7割は設定温度が決まっており、最多は28度だった。全体の5割弱は寒いと感じており、そのうちの8割強は体調不良に結びついたと回答した。こっそり設定変更したことのある女性は約7割、男性は5割強。変更時に女性は温度を上げ、男性は下げる人が多く、男女間の温度感覚の差が鮮明になった。
 日々繰り広げられる設定温度の変更合戦について、同社は「頻繁な上げ下げは省エネの観点からお勧めできません」と自粛を呼び掛けている。
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