日本建築家協会(JIA)近畿支部(井上久実支部長)は21日、大阪市旭区の大阪工業大学研修センターで日韓中若手建築家によるワークショップの公開プレゼンテーションを開いた。大阪市内の小学校跡地活用をテーマに6チームがプレゼンし、韓国・中国合同のチームEが最優秀賞に輝いた=写真。
同チームのリーダーを務めたナム・ヨンヘさんは「いいメンバーに恵まれた。高い評価をしていただき、大変うれしい」と喜びを語った。
公開プレゼンテーションの様子 |
チームEが提案した「VITALITY RING」は、既存校舎を再利用し、記憶を未来に受け継ぐとともに、周辺住民のコミュニティースペースとしての機能を果たす施設として活用する。そのほか、地下鉄駅からの地下連絡通路や広場を整備するプランになっている。
今回のワークショップには日韓中の若手建築家や学生ら計31人が参加した。5-6人1組の6グループに分かれ、18日から共同生活しながら計画を練り上げていった。22日には京都会館や大徳寺などの見学ツアーも行った。
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