2016/08/21

【2016夏休み特集】来年のご参考に…建築・建設・土木のイベント記事ご紹介![5]

■子どもたちが「未来部」従業員に! ジョンソンコントロールズの「ファミリーデー」
 ジョンソンコントロールズは、東京都渋谷区の日本法人東京本社で、家族の絆と働くことへの理解を深めてもうらう「ファミリーデー」を開いた=写真。ことしで6回目となる企画で、夏季期間中に全国10拠点で順次開催する。従業員とその家族、総勢約520人の参加を予定している。

 東京本社のファミリーデーでは「ジョンソンコントロールズを知る夏の1日」というテーマの下、参加した家族に「ジョンソンコントロールズ未来部」の1日従業員としてオフィス内を見学してもらった。また、制御システムのロジックを実際に体験しながら学べるコーナーを設け、学習講座やランチパーティーも実施。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)レポートコミュニケーター資格を持つ社員による地球温暖化に関する学習講座では、エネルギーがどのようなところで使われているかを考えながら、ジョンソンコントロールズのビジネスが温暖化防止に貢献していることを学んだ。

■各部署巡ってパパやママの仕事を体験! 電気回路図で工作も 六興電気


 六興電気は、東京都港区の本社で、社員の子どもたちを対象とした「夏休みキッズ職場見学ツアー」を開いた。小学生13人が参加し、親が勤める会社への理解を深めたほか、簡単な仕事体験や長江洋一社長との名刺交換なども行った。なかでも、各部署を巡るスタンプラリーと電気回路図を見ながらの工作体験が大好評だった。子どもたちからは「いろいろなことを体験できて、わくわくした。また参加したい」といった声が上がった。
 最後には、長江社長と参加者全員で記念撮影し、子どもたちには「修了証」も手渡された=写真。
 担当者は「家族に実際の社内を見てもらうことで、仕事への理解を深めてもらいたい」と企画の趣旨を語る。家族の理解と協力があってこそ、社員は仕事に打ち込めるとの考えの下、今後は本社以外の各事業所でも同様の取り組みを展開していく方針だ。

■橋脚建設の大スケール! 父・夫・息子が働く長内川橋現場で家族見学会


 ピーエス三菱東北支店(森島修支店長)は、同社の施工で整備が進められている国道45号長内川橋工事で現場見学会を開いた。同工事の1次下請企業である岩城ピーシー(岩手県平泉町)の社員の家族23人が参加し、普段なかなか見ることができない父親・夫が働く姿に目を輝かせた。
 見学会は父親が働いている職場を見てもらうことで、尊敬の思いや家族の絆をより深めてもらおうと企画。参加者を募ったところ、「息子が働いている姿を見てみたい」と両親からも申し出があったという。
 高さ40m以上にもなる橋脚をつくるスケールの大きな現場に参加者は興味津々の様子だった。

高さ40メートル以上にもなる橋脚をつくる

 森島支店長は「参加者には父親の職場のスケールの大きさ、仕事の大変さ、公共事業の必要性を感じていただいたと思う。将来の担い手が育つことを期待し、同様の見学会を継続していきたい」と話している。
 長内川橋は復興道路に位置付けられた三陸沿岸道路の宮古田老道路に架けられる長さ194.0mのPC3径間連続ラーメン箱桁橋で、東北地方整備局三陸国道事務所が上下部一体で発注した。現在施工中の橋脚は高さ46.0mと40.5m。2017年3月の全体完成を目指す。

■研修用ホームや踏切で鉄道施設を体験! 矢作建設工業でわくわく


 矢作建設工業は11日、名古屋市南区加福町の鉄道技術研修センターで、子ども向けに鉄道施設を紹介するイベントを開催した=写真。
 「夏休みの思い出づくりは、建設業で!」と題した催しで、所有する同センターに研修用として設置したホーム、踏切、緊急ブザーなどの鉄道施設を子どもたちに解説。高所作業車の試乗や測量の体験、ドローンによる実演と写真撮影、熱中症対策の説明なども行った。案内役を務めた土木・建築事業本部の紀伊保管理部長によるユーモアを交えた話に、子どもたちは興味津々。さまざまな質問も飛び出すなど楽しい時間を過ごした。

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