2016/09/22

【神建協横浜】ダイナミックな現場を体感! 専門学校生約20人が南本牧ふ頭でケーソン製作見学


 神奈川県建設業協会横浜支部(松尾文明支部長)は15日、南本牧ふ頭第5ブロック廃棄物最終処分場(仮称)建設工事ケーソン製作工の現場見学会を開いた=写真。浅野工学専門学校の建築工学科と建築デザイン科の生徒など約20人が参加し、建設工事のスケール感とともに作業を学んだ。

 松尾支部長は冒頭、若者に建設業の魅力を伝える協会の取り組みや災害時における建設業の重要性を説明し、「きょうはケーソンをつくる作業を見ることができるめったにないチャンス。見学会を通して現場のダイナミズムを知ってほしい」とあいさつした。
 横浜市港湾局の職員が最終処分場整備事業の進捗状況などを話した後、槻林孝幸現場代理人(松尾工務店)、高西正紀監理技術者(小俣組)が工事概要を説明した。続いてケーソン製作現場に移動し、実際の作業を見て回った。
 見学後、同校の殿廣泰史教諭は「建設工事で土木と建築は共通する部分がある。これで終わりにせず、家に持ち帰り、調べて知識として蓄積してほしい」と求めた。
 同工事では、廃棄物最終処分場の遮水護岸築造に必要なケーソン8函を製作する。同処分場で最後のケーソン製作工になる。松尾工務店・小俣組JVが施工している。
 工期は10月14日まで。工事場所は中区南本牧4-1地先。
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