2016/09/19

【建築ミニチュア展】手のひらに入れて持って帰れる建築! 大阪開催も大盛況 


 建築家の遠藤秀平氏(神戸大教授)らが企画した建築ミニチュアの展示会が8、9の両日、大阪市北区のうめきたシップで開かれた。2日間で延べ800人以上が来場、高い関心を集めた。

 遠藤氏と橋爪伸也大阪府立大21世紀科学研究機構教授が企画した「みんなの都市・建築ミニチュア大大阪展」には、世界各地の土産物屋などで売られている1000点以上の建築物のミニチュアが集められた。遠藤・橋爪両氏のほかに建築家の吉井歳晴氏や、精巧なフィギュアで知られる海洋堂の宮脇修一社長らも出展した。
 建築ミニチュアの魅力について「本物は持ち帰れないが、ミニチュアは手のひらに入れて持ち帰ることができる」と遠藤氏は話す。会場には建築関係者だけでなく市民も多数来場、ユニークなミニチュアにカメラやスマートフォンを向ける姿が見られた。わずか2日の会期ながら3日夕方時点で「800人を超える」(遠藤氏)来場者を集めた。「ミニチュアを通じ、市民に広く建築の魅力をアピールできたら」とも。
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