北海道建設部建築局は、2016年度高校生建築デザインコンクールの入選作品を発表した。最優秀作品賞には、函館工業高校3年の三浦和寧さんがデザインした「しら樺館」を選んだ=写真。
16年度の課題は美幌高校の「農業実習管理棟」で、実習授業で使用する農業実習室と実習地(畑・ビニールハウス)で使用する農具、肥料などを保管する管理棟の設計。
構造・規模は、S造平屋で床面積300㎡程度。建物内部は、農業実習室150㎡程度、農業実習準備室40㎡程度、農具庫100㎡程度、生徒用トイレ10㎡程度で計画する。
86作品が寄せられ、最優秀1点、優秀3点、佳作4点、特別賞2点を選んだ。
最優秀の「しら樺館」は、サイロをイメージした玄関や正面の柱などに壁面緑化など美幌町の大自然を表現しているのが特徴となっている。
入選者と作品は次のとおり(敬称略)。
〈最優秀作品賞〉
▽三浦和寧(函館工業)=しら樺館
〈優秀作品賞〉
▽皆川七星(苫小牧工業)=アネモス
▽横内美紀(函館工業)=はっぱの実習棟
▽千葉恭弥(苫小牧工業)=美幌高等学校農業実習管理棟
〈佳作〉
▽若山優奈(函館工業)=しらかばの坂
▽丸川翔大、堀川悠貴(小樽工業)=アグリテラス
▽泉陽子(函館工業)=開放感溢れる実習棟
▽米田圭杜(函館工業)=白樺
〈特別賞〉
▽伊藤健太、濱田尚哉(小樽工業)=美農:Beautifull Earth
▽佐藤輩斗、清水広行(苫小牧工業)=POTECHI。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿