鹿島が、東京都狛江市と進める市民参加型の緑化活動「アドプト緑化」で、地ビール製造によるまちづくり支援の枠組みを確立した。ビール原料であるホップの栽培で緑のカーテンを提供し、地ビールとして販売も行うもので、2017年度から売り上げの一部を緑化基金に還元する。
両者は狛江版CAS発足準備協議会を設立し、国土交通省の調査として都市型農業モデルの実証に乗り出している。今回の成果はその一環となり、小学校や地域センターなど9団体・店舗が協力した。ホップ栽培では15年度に取り組んだミミズコンポストを利用するなど、成果を水平展開している。
地ビール『狛江C.S.Ale』は既に限定販売され、好評を得ている。30日には狛江市役所の市民ホールで成果が紹介される。
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