中部地方整備局富士砂防事務所は22日、静岡市清水区の小学生とその保護者計34人を招き、同区由比西倉沢のサッタ峠周辺で由比地すべり対策事業の親子見学会を開いた=写真。静岡県、静岡市と施工者のYJKが協力した。
杉本宏之事務所長らはJR東海道本線、国道1号、東名高速道路が集中する由比地区の様子をサッタ峠の展望台から見てもらい、事業の重要性を周知した。次いで、深礎杭(直径5m、深さ80m)の現場を案内。模型を使い、地すべりのメカニズムを説明した。
このほか、現場に導入しているUAV(無人航空機)を使用した起工測量、CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)を始めとするi-Construction(アイ・コンストラクション)の取り組みなどを紹介した。
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