2016/10/24

【スタバ】国内初コンセプトストアを中目黒に! デザインは隈研吾氏


 スターバックスコーヒージャパンは、2018年12月に東京・中目黒で開業する国内初コンセプトストア「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」のデザインに建築家の隈研吾氏を起用する。20日に会見した スターバックスのハワード・シュルツ会長兼CEOは「以前から体験型のコーヒーを提供したいと思っていた」とした上で、「すばらしい体験をつくるために、日本の伝統・慣習を理解する隈氏に設計を依頼した。隈氏とともに日本的で美しい空間を創り上げることができるのを光栄に思う」と語った。

 隈氏も「中目黒は自然が豊かな地域だ。周囲の豊富な緑や美しい川を生かし、新しいライフスタイルを感じる施設をデザインしたい」と意気込みを語った。詳細なデザインは未定だが、「木材を中心とする自然素材をどう活用し、店内と周囲の景観が融け合うかが重要になる」という。
 ロースタリーは「五感で体験するコーヒーの世界」をテーマに生豆が焙煎、抽出される過程を店内で見ることができるコンセプトストアで、14年にシアトルで1号店を出店した。17年に上海、18年にニューヨークでも出店する予定だ。
 スターバックスは1996年に初の海外進出として日本へ出店。隈氏とのコラボレーションは設計を担当した福岡県の「スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店」に続く2度目。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿