東京都は、ライフラインとして重要な水にかかわるインフラ施設を巡るモニターツアーの参加者を募集する。東京湾岸のインフラ施設を巡る「東京ウォーターフロント探検隊」と、奥多摩地域を巡る「東京ライフライン探検隊」の2種類のコースを設定し、募集期間は25日まで。参加費は無料。
東京ウォーターフロント探検隊は、東京のパナマ運河と呼ばれる「扇橋閘門」で、高低差2mの水位の変化を間近で見学後、かちどき橋の資料館で勝鬨橋の仕組みを学ぶほか、防波堤となる水中構造物として使用されるケーソン製作現場「フローティングドック」にも潜入する。
一方、東京ライフライン探検隊では、人気のダムライター・萩原雅紀氏による案内の下、「小河内ダム」で奥多摩湖の水を水道水に活用するダムを見学。その後、水力発電用の「白丸調整池ダム」に付随して設けられた魚の遡上(そじょう)を助ける仕組みの「魚道」に潜入。昼食後には、小澤酒造で酒蔵見学も楽しめる。移動中のバス車内は、現場で伝えきれないダムの魅力を映像で伝える。
実施日は、東京ウォーターフロント探検隊が11月28日、12月5日、東京ライフライン探検隊が11月6、12日の各2回で、各回20人を募集する。
申し込みは、都から委託を受けたJTBの特設ページで受け付ける。
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