熊本県は、熊本地震の復旧、復興で重要な役割を担った建設産業の魅力を伝える動画『つくる部 熊本地震復旧・復興へ』を作成した。6分47秒で、復旧に取り組む建設企業の役割や思いなどを紹介する。動画共有サービス「You Tube(ユーチューブ)」で配信しているほか、市内で開催されるイベントなどで放映する。
県は、建設産業やそれを支える人たちで構成する「つくる部」を結成し、建設産業のイメージアップに取り組んでいる。動画では、「警察より早く自衛隊よりも先に、地震後、ライフラインの復旧のために、そして被災した人たちを救うために真っ先に動いたのはつくる部の部員たちだった」と、復興を支える建設産業の役割を説明する。
また、くまモンのインタビューに答える形で、県立総合体育館の復旧に携わる黒木勇成さんは、「いつ揺れるか分からない状況の中ですぐ復旧工事をするのは怖かったが、先輩に、こういう時だからこそ建設業に携わる俺たちがやらずに誰がやるんだと言われ使命感を持った」、俵山トンネルの復旧に携わる堂下亮さんは、「ライフラインを一刻も早く復旧したい。人の生活に特にかかわる仕事だ。人のためになるという思いが原動力になる」と思いを語り、2人は「復旧を支える力だ、つくる部」と拳をにぎる。
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