2016/10/27

【滋賀けんせつみらいフェスタ】建機試乗が大人気! ものづくり体験で建設業のPR


 滋賀県建設業協会や建設産業関連団体、行政で構成する滋賀県建設産業魅力アップ実行委員会は23日、大津市の大津港業務用地で「滋賀けんせつみらいフェスタ2016」を開いた。普段は触れることのない特殊作業車の試乗やものづくり体験などを通して、建設業の魅力や役割などをアピールした。

 冒頭、同委員会の本庄浩二会長は「フェスタを通じて建設業の魅力を知って興味を持ってもらい、できれば将来業界に携わってほしい。皆さんに飽きずに楽しく過ごしてもらうため、盛りだくさんの催しを用意している。ぜひ1日楽しんでください」とあいさつした=。

あいさつする本庄浩二会長

 フェスタでは、子どもたちが親子丸太切り競争やミニテトラポット制作、工事現場バーチャル写真撮影などを楽しんだ。バックホウや移動式クレーン、高所作業車などの試乗体験コーナーは順番待ちの親子で列ができた。このほか滋賀県のご当地アイドル「Fleurette」によるライブも行われた。
 委員会は、官民協働で建設業の魅力を発信し、業界の活性化を図るために2015年に設立された。県と同協会のほか、滋賀県建設産業団体連合会、近畿地方整備局、滋賀国道事務所、滋賀労働局などで構成する。
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