よみうりランド(東京都稲城市、川崎市)は7日、よみうりランド内のレストランに照明デザイナーの石井幹子氏がデザインした高分子有機LED(OLED)の照明オブジェを国内で初導入し、点灯式典を開いた。照明オブジェ「ジュエリージャルダン」は住友化学が開発した1枚のパネルで2色発光が可能なOLEDを242枚使用し、石井氏が「天空の庭」をイメージしてデザインした。
よみうりランドの上村武志社長は「来場者がジュエリージャルダンのすばらしさに感動すると確信している。美しさについては万言尽くしても表現できないので、見に来ていただくしかない」と絶賛した。
石井幹子氏は「障子越しのような和風な明かりを表現した。いまはLEDが中心だが、今後はOLEDの時代が来れば、新しい表現がさらにできるようになる」とあいさつした。
住友化学の築森元執行役員は「理論上無限の色彩を表現できる点とインクジェットプリンターのように絵を描ける当社OLEDの2つの特徴を最大限生かして、石井氏に表現してもらった。今後はコスト低減や曲げられる部材などさらなる技術開発に取り組む」と述べた。
ジュエリージャルダンは、遊園地内レストランGooddayで展示している。
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