2015/07/04

【記者座談会】ことしの国交省幹部人事はサプライズあり?

A 例年だと中央省庁の幹部人事が発令される時期だけど、まだ出ないね。
B 国会の会期が9月27日までの大幅延長となったことが影響している。財務省の幹部人事後に、ほかの省の幹部人事となることが通例だが、近く発令見込みの財務省人事に先立ち経済産業省で6月に一部の本省局長人事があった。経産省は「さみだれ式」で順次、幹部人事を発令するとのうわさがある。

C 国土交通省はさみだれ式でなく一斉発令が基本で、それも国会閉会後となることがほとんどだった。3年前の国交省幹部人事が2012年9月11日の発令だったことから、今回9月発令があるのではという声も一部であるが、異例の会期延長ということを受けて7月中にも、との声は少なくない。
D なかには予算編成の関係で、概算要求前には新体制を敷くのではという見方もある。となると8月説も浮上してくる。昔に比べてかなり情報管理も厳しく、正直読めなくなっている。
A 幹部人事を官邸主導で行う内閣人事局設置の影響はあるのだろうか。
B 内閣人事局は、審議官級以上の約600人を対象とする。国交省でいえば、地方整備局長や一部整備局の副局長も該当する。14年5月に発足したので、昨年夏の幹部人事での関与度合いはそう大きくはない。ただ、いわゆる「片道切符」の省庁間人事を実施した。
C 今夏の幹部人事では、この片道切符人事が増えるとのうわさがある。また、官邸との距離間も幹部人事に影響を与えるとみられる。引き続き、女性幹部の登用もあると思う。ここの情報管理も厳しい。
D 確かに、サプライズ的な人事をするのではとのうわさもあるね。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿