群馬県建設業協会(青柳剛会長)の活動への評価が他県に広がっている--。新潟県議会建設公安委員会(石塚健委員長)の議員9人が17日、同協会のシステム「ぐんケン見張るくん」などの取り組みを視察し、「先進的な取り組みで若い人へも反響が大きい」との声が上がった。協会は今後、他県へのシステムの広がりや道路補修個所などをシステム上で行政と共有する取り組みを見据え、活動を展開する。
石塚委員長は「災害時の建設業の役割と、その情報をリアルタイムで発信することは非常に重要だ。委員会活動の参考にしたい」と評価した。青柳会長は、これまで実施した新潟県建設業協会十日町支部との意見交換などを振り返り、「良い機会だ。群馬の取り組みを知ってほしい」と応じた。
協会は1月の大雪の際に運用したシステムの効果などを紹介した。大雪があった日以降の運用効果として、ツイッターのフォロワー数の増加(約360人増)などを挙げた。委員会からの「建設会社が各自でツイッターを使い、情報を発信しているのか」との質問に、協会は「一度協会で情報を集めてから発信している」答えた。同システムは地域の建設業の地道な活動を発信できるツールとして価値が高まっている。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿