2016/02/25

【胎内建協青年部】雪投げ選手権で白熱! 「除雪カーニバル」で、除雪作業を住民にPR


 胎内市建設業協会青年部(新潟県胎内市、高橋和義部長)は20日、同市観光協会などが主催した「胎内スキーカーニバル」で、除雪作業のPR活動を行った。会場となった胎内スキー場には親子連れを中心に多くの地域住民が訪れ、胎内建協青年部の趣向を凝らした企画に興味津々の様子だった。

 「除雪カーニバル」と題した今回の取り組みは、市民との交流を通じ、除雪への理解促進、建設業のイメージアップを図るのが狙い。
 特に雪なげ選手権は白熱した。土のう袋に雪を入れ、それを投げた距離を競うという単純さからか、子どもから大人まで真剣な表情で競技に取り組んでいた=写真。
 また、ホイールローダーRCを使ったお菓子すくいには子どもたちが殺到した。除雪機械への関心も高く、搭乗待ちの行列ができるほどだった。青年部のメンバーはその時間を利用し、子どもたちに除雪の意義などを伝えていた。
 このほか、小型除雪機械のデモンストレーションや融雪機器の展示、屋内ブースでの除雪DVDの上映、ステージでの除雪事業の紹介などを実施した。
 高橋青年部長は青年部として初めての試みだったながらも、効果を実感。「建設業に携わる人間が楽しそうに活動することが何よりのPRになる。これからも他団体と協力して継続的にPR事業を実施していきたい」と話した。
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