古郡建設(埼玉県深谷市)は担い手育成の一環として、熊谷工業高校土木科の学生を招き、現場見学会を開いた。埼玉測機社とイマギイレが協力した。現場は同社が施工する国土交通省利根川上流河川事務所発注の「H26葛和田堤防強化工事」(熊谷市)で、生徒ら40人は現場で実際に使用する最新技術を体験した。
当日は現場担当者らが表土剥ぎから張芝までの進め方などの工事内容や使用する建設機械、現場監督の1日の仕事の流れを説明した。トータルステーションやブルトーザーの運転手が利用するGNSS(衛星測位システム)を利用した盛土の敷均しと転圧管理、3Dマインガイダンスシステムバックホウによる法面整形も紹介した。ICT(情報通信技術)重機試乗やワンマン測量も体験し、最後にドローンを使って記念撮影した。
古郡建設は同校の出身者が多数入社し、活躍していることを踏まえ、将来の業界を担う生徒への期待を込めて見学会を開いた。
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