土木学会の「土木博物館(ドボ博)」が、6-7月にもオープンする。実際の建物形式の博物館ではなく、ウェブサイト上の博物館で、新たに開設したホームページに予告映像をアップロードした=写真。初弾企画として東京のインフラを分かりやすく紹介する「東京インフラ解剖」を予定している。
オンラインの土木博物館は、土木学会が100周年記念事業の一環で立ち上げた「土木ミュージアム」を全面的に更新する形で新たに開設する。土木図書館のデジタルアーカイブを最大限活用し、専門的な内容に偏らず、一般閲覧者にも分かりやすいサイトづくりを目指す。
初弾の「東京インフラ解剖」では、東京のインフラを血管や胃袋などの人体組織に見立て、それぞれの役割を説明する。各インフラの機能解説欄から、最終的には土木学会所有の資料にたどり着けるように構成する。今後は、年に1回程度の企画更新を見込んでいる。
土木図書館としては、土木博物館を新たな活動の柱とし、学会の学術情報拠点となることを目指す。
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