埼玉県建設業協会(真下恵司会長)は、浦和工業高校の設備システム科1年生を対象に現場見学会を開いた。清水建設が施工する「埼玉県立小児医療センター新病院建設工事」の現場を訪れ、その雰囲気やスケールを体感した=写真。生徒35人、教諭3人が参加した。
冒頭、埼玉建協の清水誠事業部長は「このような大規模な工事を見学できる機会はめったにない。実際の現場を見て、建設業界の魅力などを肌で感じ取ってもらいたい」とあいさつした。
病院局同センター建設課の大谷茂副所長は「狭い敷地に病院が2棟建っている。周辺環境と病院の成り立ちをよく勉強してほしい」と生徒に呼び掛けた。
同局職員らが現場の概要などを説明した後、生徒たちは約1100人の作業員らが従事する現場を見学した。開院時期や建設費などの質問に担当者らが丁寧に対応していた。
同工事は規模がS一部RC造地下1階地上13階建て延べ6万5436㎡。病棟数は316床。免震構造を採用する。
設計は久米設計が担当した。工期は7月末まで。オープンは12月から2017年1月を見込む。
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