2016/02/10

【カナリヤ通信】WLB 仕事もお酒と同じ“ほどほど”が大切 太平洋セメント人事部・松本明美さん


「チャンスの女神には前髪しかない。だから、来た瞬間につかめ」と言います。昇進を打診されると「自分には時期尚早なのではないか」と考える女性もいますが、多くの男性ができることなら、普通の女性にもできるはずです。ポジションが人を作るという側面もあると思います。


 仕事は、やりすぎて心が疲れてもいけないし、力を抜きすぎてもだめ。ほどほどが大切だと考えます。先日も、たまたま見た広告に「お酒は適量で」と書いてあるのを見て、同じだなと感じました。
 昨年7月に発足した「ダイバーシティ推進室」の立ち上げと同時に異動になり、本社勤務となりました。当社では、雇用の多様化、特に女性の活躍推進に関する取り組みを加速させるべく女性の積極採用と定着に取り組んでいて、推進室は主に従業員の定着を促す制度の拡充を検討しています。従業員がライフイベントを乗り越えるための支援施策を考える業務を担うので、責任とやりがいを感じています。
 ライフという大きな枠の中に、家族や趣味のほか仕事もあると考えています。仕事は辛くてもやりがいがあり、達成できたら楽しいというサイクルを実現できたらいいですね。
 趣味は、スキューバダイビングです。海の中ではリフレッシュできるし、年齢も職種も違う人との交流で、仕事のアイデアも生まれます。
 就職してからできた友だちの方が圧倒的に多いのですが、仕事の仲間や友だちを大切にして、定年までに次のライフワークを見つけたいですね。
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