2016/02/16

【i-Con】“生産性の向上”目指し浸透促進 北陸地整の推進本部が初会合


 北陸地方整備局i-Construction(アイ・コンストラクション)推進本部(本部長・藤山秀章同局長)の初会合が15日、新潟市中央区の同局で開かれ=写真、組織横断的にその考え方や事例などを情報共有し、局全体へ浸透させていくことを確認した。

 冒頭、藤山本部長はアイ・コンストラクションの最大の意義が「生産性の向上にある」ことを強調した上で、「適正利益の確保と現場の安全性向上から将来的な担い手の確保・育成につなげるという一連の流れは、改正品確法(公共工事品質確保促進法)の精神に相通じる」と加えた。
 北陸i-Con推進本部では、国土交通本省がアイ・コンストラクションの柱に据える▽ICT(情報通信技術)の全面的な活用▽規格の標準化▽施工の平準化--を見据え、現行の検討体制(北陸ICT戦略推進検討会、北陸CIM維持管理検討会、土木コンクリート製品評価委員会、北陸ブロック発注者協議会)を最大限生かす。具体的にはそれぞれの取り組みを同本部で一元化し、現場の導入、自治体、建設産業団体への普及などを進める。
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