2016/02/29

【伊丹空港】ターミナル大規模改修スタート! 東京五輪開催の2020年の供用目指す


 大阪国際空港(伊丹空港)のターミナル改修に向けた安全祈願祭が26日、大阪府池田市内の神社で行われた。設計は安井建築設計事務所などが、施工は大林組が担当する。2020年のグランドオープンを目指している。画像は到着ロビー(中央棟2階)のイメージ(新関西国際空港会社提供)。

 神事では安藤圭一新関西国際空港会社社長と岡本仁志大阪国際空港ターミナル社長、山谷佳之関西エアポート社長、大村鐵太郎安井建築設計事務所取締役副社長執行役員、鶴田信夫大林組専務執行役員大阪本店長らが榊(さかき)をささげて工事の無事を祈念した。
 同ターミナル(大阪府豊中市蛍池西町3)の全面リニューアル事業で、大阪国際空港ターミナルの小泉恵次常務取締役によると「1969年の開港以来初の大規模改修で、使いながらの工事は非常に珍しい」という。具体的には▽ペデストリアンデッキ改良▽バス・タクシー乗降場再配置▽ムービングサイドウオーク増設▽小型機フィンガー新設▽到着ロビーリニューアル▽中央エリアリニューアル――など。
 基本設計は安井建築設計事務所、実施設計は安井建築設計事務所と大林組、設備設計は空港エンジニアリングがそれぞれ担当した。
 東京五輪開催に間に合わせるため、20年3月までに主要な工事は完了させる予定だ。
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