2016/02/12

【中災防】〝国内最大〟 1万人の安全大会 ゲスト講師に女川町出身の中村雅俊さん 10/19から仙台市


 中央労働災害防止協会(榊原定征会長)は10月19日から21日までの3日間、仙台市青葉区の同市体育館をメーン会場に第75回全国産業安全衛生大会「築こう未来へ安全と健康でつなぐ復興の架け橋」を開く。写真は前回の様子。

 全国から約1万人が参集する国内最大の安全衛生イベントで、仙台での開催は99年以来、17年ぶりとなる。東日本大震災から5年となる節目の年にあたり、復興支援大会にも位置付けている。
 初日の総合集会では、宮城県女川町出身の俳優・ミュージシャンである中村雅俊さんによるスペシャルトークを開催。2日目からの分科会では、新設する防災・危機管理分科会などで被災した事業場の再建から事業継続までの間に得られた危機管理上の教訓や地域社会への復興の貢献など、復興に取り組む企業の活動事例などを紹介する予定だ。
 このほか、産学官の著名講師による安全衛生の視点から見た東日本大震災の発生に関する講演、シンポジウム、被災地の視察、パネル展示など多彩なプログラムを予定している。同市宮城野区の夢メッセみやぎで、安全衛生および防災・危機管理に関連する「緑十字展2016-働く人の安心づくりフェア」も開催する。
 参加申し込みは6月1日から受け付ける。問い合わせは教育推進部企画課・電話03-3452-6402。
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