北海道開発局は11月29日、8月の台風10号による大雨の影響で土砂崩れや落橋などの被害を受けた274号日勝峠の通行再開が、2017年秋ごろになるとの見通しを発表した。
開発局では、通行止めが続く日高町千栄から清水町までの39.5㎞を車両進入が困難な個所を徒歩、自転車、ヘリコプターなどで被災状況を調査し、橋梁の損傷が落橋3カ所を含む10カ所、覆道の損傷が3カ所、道路本体の大規模欠損が6カ所、その他土砂崩れや路肩損傷などが47カ所の合計66カ所での被災を確認した。
来秋の通行再開は、日高町千栄地区で道路が大きく欠損した400mと、基礎部分が大きく損傷した清瀬覆道1200mが片側通行になる見通しで、これらの区間以外は対面通行での復旧を目指す。
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