2016/12/21

【軍艦島】日本最古のRC造高層アパート「30号棟」が登場! デジタルミュージアム


 昨年7月に「明治日本の産業革命遺産」の1つとして世界文化遺産に登録された長崎市の軍艦島(端島炭鉱)を、最新のデジタル技術で体感できる「軍艦島デジタルミュージアム」(長崎市)に、日本最古のRC造高層アパート「30号棟」をテーマとした新コンテンツが加わる。写真は昭和30年代前後の30号棟(提供:軍艦島デジタルミュージアム)

 1916年の建設からことしで築100年を迎えたことを記念して同ミュージアムの3階フロアに増設した。最新のバーチャル・リアリティーで現在の30号棟の内部を体験できるほか、往事の姿をリアルに再現した30分の1模型や今後の保存計画、端島小中学校体育館71号棟模型や軍艦島・高島の道具などを展示。30号棟に住んだ人々のインタビューなども通して、日本の近代化を支えた海底炭鉱の島における、高密度で当時最先端の生活文化を伝える。
 新コンテンツは23日から一般公開する。営業時間は午前9時から午後8時。所在地は長崎市松が枝町5-6。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿