NPO法人シビルNPO連携プラットフォーム(CNCP、山本卓朗代表理事)は、2回目となる「CNCPアワード2017」の募集を始めた。ベスト・プラクティス、ベスト・アイデアの2部門があり、締め切りは17年4月30日まで。選定委員会(委員長・粉川一郎武蔵大教授、委員4人)による審査・選定と理事会での承認を経て決定し、9月の通常総会で表彰する。
CNCPは、土木学会の創立100周年記念事業として設立された、全国の建設系NPO法人の幅広い連携を目指す中間支援組織で、会員80団体で構成されている。また、CNCPアワードは、建設分野におけるソーシャルビジネスを普及させるため、社会的課題の解決を図る優れた事業を顕在化して称賛し、広く周知させることを目的に実施している。
ベスト・プラクティス賞は、建設分野において優れたソーシャルビジネスを展開している事業、ベスト・アイデア賞はソーシャルビジネスとしての事業企画が対象。それぞれに最優秀賞1点、優秀賞数点を表彰するとともに、副賞を授与する。
応募に当たっては、両部門とも(1)社会的課題を正しくとらえている(2)建設分野における工夫のある事業である(3)ビジネスの形態で3年以上継続的に活動している(ベスト・アイデア賞では継続性が期待される)事業である--ことのすべての要素を満たす必要がある。ちなみに、建設分野とは、広く市民生活にかかわる「ひとづくり」「まちづくり」を対象とし、さらに「安心・安全」「河川・水辺」「道路・交通」「住まい」「自然・環境」などに関する事業を通じ、より良い社会へと改善していく分野を指す。
応募要項、応募用紙などはCNCPホームページからダウンロードできる。問い合わせや応募はメール(award@npo-cncp.org)で受け付ける。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿