2016/12/18

【飛田鉄筋工業】作業している人はかっこいい! 大宮工高生が加工場で職業体験


 飛田鉄筋工業(埼玉県戸田市、飛田良樹社長)は、埼玉県立大宮工業高校からインターンシップで2年生4人を受け入れ、鉄筋の加工場での作業や技能検定の2級と3級の実技課題を組み立てるなど、職業体験した=写真。

 生徒は「思った以上に材料が重い」「実際に作業している人はかっこいい」「自分が思っていた以上に楽しく仕事をしている」「やりがいを感じられる」「こういう作業をしていたから建物として残るのだと思った」などと話し、鉄筋工事の仕事に興味を抱いていた。
 同社は大宮工業高校のほか、年明けの1月に浦和工業高校からも生徒を受け入れる予定だ。飛田社長は「来年4月に入社が内定している4人のうち2人が昨年インターンシップで受け入れた生徒だ」と話し、体験学習の効果は大きかったようだ。そして、「ことしの生徒たちも1人でも多く入社してほしい」と期待する。また、菅原恒哉大宮工業高校教諭は「忙しい中で長年生徒を快く受け入れてくれている企業に1人も入社しないところもあり、申し訳ない思いもある」と話し、就職を希望した生徒がいたことで胸をなで下ろしていた。
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