神奈川県鉄筋業協同組合(小田桐健理事長)は20日、県立向の岡工業高校(川崎市多摩区)で出前授業を実施した。1-3時限を使い、女子5人を含む建設科(建築コース)2年生30人に建設業における鉄筋工事や圧接工事の重要性を紹介した。
同授業は、神奈川県職業能力開発協会から組合に所属する国認定「ものづくりマイスター」が依頼を受けて開催した。神奈川圧接業協同組合(山本忠雄理事長)の青年部も参加した。
実技指導では、鉄筋工事に使用する手動曲げ、切断に使用するライパー曲工具を使用し、鉄筋材の曲げ切断を体験した。その後、5ブースに分かれ、ベース配筋、手バッカーによる結束作業を実施した。結束が難しいという生徒の声もあったが、最後は各ブースが配筋、結束の速さを競い合っていた。圧接工事もデモンストレーションなどを行った。
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