2016/12/15

【東急建設】紙で橋をつくり乗っかってみる! 技研で親子がミニチュア現場体験


 東急建設は10日、相模原市の同社技術研究所で東急グループが実施する「とうきゅうキッズプログラム」の一環として、一般公募した親子9組18人を招いた体験見学会を開いた。参加者は、紙による橋づくりやラジコンクレーンなどを使ったミニチュア現場を体験したほか=写真、風洞実験室、人工気象室、音響実験室などを見学した。

 冒頭、沼上清執行役員技術研究所長は「体験見学会は毎年、ブラッシュアップしていろいろなことを実施している。さまざまな施設を見学して、どのように建物を建てているか体験してほしい」とあいさつした。
 紙による橋づくりでは、強度を高めるための仕組みや工夫を親子で学び、最終的には子どもが乗れる橋を完成させた。
 風洞実験室では秒速15mの風を体験したほか、人工気象室では日本の最高気温と同じ41度を体感した。残響室と無響室では、それぞれの部屋で風船を割り、音の響き方の違いを学んだ。
 ゲーム形式で実施したミニチュア現場体験では、未来の渋谷をイメージした現場で、親子が協力してラジコンのタワークレーンを使った建築工事などに挑戦した。
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