国土交通省と国土地理院、内閣府・防災担当は、スマートフォンなどで利用することができる災害時に役立つ防災アプリケーション(防災アプリ)の普及に取り組んでいる。取り組みの一環として、ことし6月に近年、多発している水災害への対応を目的にした防災アプリを公募。審査の結果、「ハザードチェッカー」(兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科有馬研究室)=写真=を2016年度の防災アプリ大賞に決定した。
ハザードチェッカーは、現在地あるいは指定した地点の気象防災情報と災害ハザードの有無を、多言語対応とテキストと色で分かりやすく知らせてくれるアプリ。知りたい場所のハザード情報の有無が、即座に「危険性確認結果」として分かりやすくスマートフォン上に表示されるという。操作が簡単であることも選定の決め手になった。
このほか、▽地域防災マップ作成支援システム(GIS大縮尺空間データ官民共有化推進協議会支援グループ)▽登山用・防災用GPSオフラインマップアプリ SkyWalking(DEEP KICK・COM=本多郁)▽防災教育ガイドアプリ-ココだけタイムライン-(玉野総合コンサルタント)▽g00防災アプリ2016(NTTレゾナント)--の防災アプリ賞として選定した。
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