明翫組(金沢市、明翫圭祐社長)の子会社「タップス」が提供している建設現場のホームページ(HP)作成ツール『現場シェアNet』が好評だ。画像はサンプルページ。
同社は、HPによる建設現場からの情報発信が▽近隣住民対策▽企業のイメージアップ▽工事成績評定の向上--に寄与するとして、独自開発した現場シェアNetの提供を2015年度から開始した。これまでに富山、石川、長野3県の地域建設業を中心に現場での利用が広がっている。
サービスの利用は同社に登録した上で、与えられたIDとパスワードでログインし、テンプレートに自社の現場の写真や文章をアップする。最初からHPを作成する必要はない。アクセスログの解析もできるため、集計結果を発注者へのアピールに活用することも可能だ。操作が簡単で低価格なことから好評を博している。
利用料は1現場につき1カ月5000円。登録料5000円も必要だ。同社と共同で運営に当たっているアイサス(金沢市)のASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)方式の情報共有システム「インフォメーション・ブリッジ」を利用している場合は登録料が不要となる。
同社は03年度に設立。ウェブサイトの制作やコンサルティングを展開している。
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