
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)に代表されるように、建築生産にデジタルデザインの流れが急速に広がり、教育や職能のあり方にも変化の兆しが見え始めている。世界に通用する建築家の育成を目的に組織されたデジタルデザインワークショップ(DDW)で総合ディレクターを務める明大教授の小林正美氏、DDWの特別アドバイザーである東大教授で建築家の隈研吾氏と日建設計執行役員設計部門副統括の山梨知彦氏は、この時代をどう受け止め、向き合おうとしているか。小林氏の進行でデジタルデザイン時代の建築家について語ってもらった...