竹中工務店九州支店の協力会社組織・九州竹和会は23日、福岡市東区に建設中の超高層分譲住宅「アイタワー」で専門学校生や高校生を対象にした作業所見学会を開いた。普段入ることができない施工中の建物を見学したほか、左官や型枠大工の作業を体験した。
九州竹和会と同支店は2014年度から担い手の確保・育成に本格的に取り組んでおり、同様の見学会は今回で2回目。見学会には麻生建築&デザイン専門学校や福岡第一高校など10校から計47人の生徒が参加した。
冒頭、九州竹和会人材育成員会の榎田博文副委員長は「工事が実際に動いているところを見て、建設業の理解を深めてほしい」、吉田寛史竹中工務店九州支店長は「ものづくりの楽しさと厳しさ、そしてどういう人が働いているのか知ってほしい。将来、皆さんと一緒にものづくりができればうれしい」とあいさつした。
見学会では、東京オリンピックや震災復興などで建設業が担う社会的な役割や同社がこれまで担当したビッグプロジェクト、建設業の仕組みや竹和会組織などを紹介した。作業所の職長会メンバーの紹介もあり、会長の秦悠樹氏(福岡鉄筋工業)は「作業は大変だが、仲間と力を合わせ一つのものをつくるのは楽しく、誇らしい。毎日充実している」と話した。
現場では、躯体工事が進む35階から室内が完成した3階まで、工事の流れが分かるように順を追って見学した。さまざまな職人の技能によって、「家」に仕上がっていく過程に生徒らは感動していた。
また、特設会場を設け、左官など6工種の技能を職人が披露し、生徒らは指導を仰ぎながら実際に体験した。
アイタワーは、西日本鉄道とNIPPO、住友不動産が共同で整備を進め、竹中工務店の設計施工となる。45階建てで高さは149mとなり、完成すれば九州地区で最高層の共同住宅となる。RC造で免震構造を採用、延べ床面積3万7472㎡、住宅285戸。14年1月に着工し現在の進捗率は約60%。PC工法を採用し、工期短縮を図り、完成は16年2月を予定している。
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九州竹和会と同支店は2014年度から担い手の確保・育成に本格的に取り組んでおり、同様の見学会は今回で2回目。見学会には麻生建築&デザイン専門学校や福岡第一高校など10校から計47人の生徒が参加した。
冒頭、九州竹和会人材育成員会の榎田博文副委員長は「工事が実際に動いているところを見て、建設業の理解を深めてほしい」、吉田寛史竹中工務店九州支店長は「ものづくりの楽しさと厳しさ、そしてどういう人が働いているのか知ってほしい。将来、皆さんと一緒にものづくりができればうれしい」とあいさつした。
見学会では、東京オリンピックや震災復興などで建設業が担う社会的な役割や同社がこれまで担当したビッグプロジェクト、建設業の仕組みや竹和会組織などを紹介した。作業所の職長会メンバーの紹介もあり、会長の秦悠樹氏(福岡鉄筋工業)は「作業は大変だが、仲間と力を合わせ一つのものをつくるのは楽しく、誇らしい。毎日充実している」と話した。
現場では、躯体工事が進む35階から室内が完成した3階まで、工事の流れが分かるように順を追って見学した。さまざまな職人の技能によって、「家」に仕上がっていく過程に生徒らは感動していた。
また、特設会場を設け、左官など6工種の技能を職人が披露し、生徒らは指導を仰ぎながら実際に体験した。
アイタワーは、西日本鉄道とNIPPO、住友不動産が共同で整備を進め、竹中工務店の設計施工となる。45階建てで高さは149mとなり、完成すれば九州地区で最高層の共同住宅となる。RC造で免震構造を採用、延べ床面積3万7472㎡、住宅285戸。14年1月に着工し現在の進捗率は約60%。PC工法を採用し、工期短縮を図り、完成は16年2月を予定している。
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