中部地方整備局などが主催する揖斐川連合総合水防演習・広域連携防災訓練が24日、岐阜県大垣市今福町の揖斐川右岸河川敷などで実施した。同県内4市9町の消防本部・水防団や県警・自衛隊など、合わせて約2700人が参加。洪水、高潮、大規模土砂崩壊の発生という複合型の災害を想定し、関係機関が連携して訓練した。
メーン会場の揖斐川右岸河川敷での開会式では、本田勝国土交通事務次官、古田肇同県知事がそれぞれあいさつ。八鍬隆中部整備局長が「普段磨いている技術を発揮し、関係機関との連携の強化を図り、地域防災力をさらに高めてほしい」と訓示を述べた。
演習は、梅雨前線が停滞し広範囲で降雨が続くとともに、過去に日本を襲った最大級の台風が接近しているという想定のもと実施。土のうづくりのほか、竹流し工、シート張り工、月の輪工といった、堤防の被災に対応する水防工法の実技を行った。
UAV(無人飛行機)やMMS(移動計測車両)など、新技術を活用して被災した堤防を調査する訓練もあった。
サテライト会場の旧久瀬小中学校グラウンド(同県揖斐川町)では土砂災害、名古屋港ガーデンふ頭(名古屋市港区)では高潮災害に対する訓練をそれぞれ実施した。
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メーン会場の揖斐川右岸河川敷での開会式では、本田勝国土交通事務次官、古田肇同県知事がそれぞれあいさつ。八鍬隆中部整備局長が「普段磨いている技術を発揮し、関係機関との連携の強化を図り、地域防災力をさらに高めてほしい」と訓示を述べた。
土のうづくり演習 |
UAV(無人飛行機)やMMS(移動計測車両)など、新技術を活用して被災した堤防を調査する訓練もあった。
サテライト会場の旧久瀬小中学校グラウンド(同県揖斐川町)では土砂災害、名古屋港ガーデンふ頭(名古屋市港区)では高潮災害に対する訓練をそれぞれ実施した。
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