2015/05/07

【建築】「鎌倉こころのギャラリー館」オープン 暮らし・文化・芸術を一体に

古都・鎌倉長谷で文化をともに楽しむ棲家「鎌倉こころのギャラリー館」が完成した=写真。この竣工を祝い、4月28日に建設地の神奈川県鎌倉市長谷2-12-17で前夜祭が開かれた。設計はジェイ石田アソシエイツ(横浜市南区、ジェイ・石田代表)、施工はマスノが担当。シェアハウスとギャラリーなどが一体となった同施設は暮らしと文化・芸術を融合した「心の通う暮らしづくり」を目指す。

 前夜祭で石田代表は、貼り絵画家・内田正泰画伯との出会い、常設展示施設設置に向けた取り組みを話し、「ここで暮らしと芸術・文化が一緒になる。内田先生の心のギャラリーとして、暮らしと芸術を組み合わせ、文化を感じながら、いろいろな人が来て楽しく暮らせるようにしたい」とあいさつした。

あいさつするジェイ・石田代表
施設はTEAMジェイ石田&丹羽&アド・アートが事業主体となり、NPO法人文化メリットを創る会が企画・運営する。規模は木造2-3階建て総延べ257㎡で、長谷壱番館と長谷弐番館で構成する。
 壱番館はシェアハウスと貸しギャラリーを設置。心のギャラリーとして日常生活と芸術・文化を隣り合わせに暮らせる環境を構築した。弐番館は、心の情景をテーマに作品を創り続ける内田画伯の「内田正泰記念アートギャラリー」と、自然と夢をテーマに多くの家づくりを手掛けてきた建築家ジェイ・石田氏が主催する「自然と夢住まいのギャラリー」を配置。両氏の「心」「自然」「夢」が感じられるようになっている。4月29日にオープンした。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿