公園などに置いてある児童向けの遊具。日本でよく目にするものには、ジャングルジムや滑り台などがある。大抵は鉄やFRP製のものだが、フランスからデザインセンスに優れた遊具メーカーが進出してきた。
■インターナショナル・マネージャー ギョーム・ドゥゲリー氏
フランスの対仏投資庁とフランス企業振興機構が統合して誕生した「ビジネスフランス(フランス貿易投資庁)」が4月15日から3日間、スポーツ関連フランス企業の団体来日ミッションを行った。そのミッションに参加したのは、シンクロニシティ社(本社・ギデル)。
同社の児童遊具の特徴は独特の色づかいやセンスだ。1人で遊ぶ小型のものから、家くらいの大きさの大型まで、数百種類のラインアップがある。
素材はクラフトペーパーで、100枚の紙を重ねてメラミン樹脂で圧着して板にしている。非常に堅い素材で、10年間は変色しないという。
今回来日したインターナショナル・マネージャーを務めるギョーム・ドゥゲリー氏は「社の創始者が海岸に家族で遊びに行ったとき、子どもを遊ばせる道具があれば、親も子ももっと楽しめるはずだ、と考えて製造を始めた」という。
遊具は、「BIKINI&BERMUDA(ビキニ・アンド・バミューダ)」シリーズと名付け、海岸をイメージしている。
同社は児童遊具を主に手掛けるが、系列会社にはスポーツ用のゴールやフェンスなどを製造する「メタリュ・プラスト社」もある。
両社のインターナショナル・マネージャーでもあるドゥゲリー氏は「われわれはフランスに1万5000㎡以上の工場を持つ。仏国内のシェアは1位だが、国内だけでは発展がないため、2012年からヨーロッパ各国や中東、北アフリカなどに海外進出した」という。
「日本の要求水準は高いが、自分たちも進歩できるということだ。日本はフランスからは遠い国ではあるが、チャレンジしてみたい」と抱負を語る。
同社は現在、日本での販売代理店を探しているという。
同社のホームページは、http://www.synchronicity.fr/en
日本の問い合わせ窓口は、フランス大使館ビジネスフランス大阪事務所・電話06-6131-5273。
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■インターナショナル・マネージャー ギョーム・ドゥゲリー氏
ギョーム・ドゥゲリー氏 |
色使いが特徴的な小型遊具 |
素材はクラフトペーパーで、100枚の紙を重ねてメラミン樹脂で圧着して板にしている。非常に堅い素材で、10年間は変色しないという。
今回来日したインターナショナル・マネージャーを務めるギョーム・ドゥゲリー氏は「社の創始者が海岸に家族で遊びに行ったとき、子どもを遊ばせる道具があれば、親も子ももっと楽しめるはずだ、と考えて製造を始めた」という。
海辺に置かれた滑り台 |
同社は児童遊具を主に手掛けるが、系列会社にはスポーツ用のゴールやフェンスなどを製造する「メタリュ・プラスト社」もある。
両社のインターナショナル・マネージャーでもあるドゥゲリー氏は「われわれはフランスに1万5000㎡以上の工場を持つ。仏国内のシェアは1位だが、国内だけでは発展がないため、2012年からヨーロッパ各国や中東、北アフリカなどに海外進出した」という。
「日本の要求水準は高いが、自分たちも進歩できるということだ。日本はフランスからは遠い国ではあるが、チャレンジしてみたい」と抱負を語る。
同社は現在、日本での販売代理店を探しているという。
同社のホームページは、http://www.synchronicity.fr/en
日本の問い合わせ窓口は、フランス大使館ビジネスフランス大阪事務所・電話06-6131-5273。
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