新潟県建築士会は21日、「雪国における伝統木造建築技術の意義と可能性-十日町市指定文化財『まつだい郷土資料館』=写真(撮影:Osamu Nakamura)=移築復原の報告から豪雪地の可能性を探る-」と題したシンポジウムを新潟県十日町市の千手中央コミュニティセンターで開いた。歴史ある建築物をどのように継承していくかを考える機会とあって、多くの人が聴講に訪れた。
冒頭、あいさつした同会の渡辺斉常務理事は、ヘリテージマネジャーの養成講座を始めとする同会の活動に触れた上で、「国内の人口が減少していく中で、持続可能な社会を形成することは非常に重要。われわれの取り組みがその一助になれば」と述べた。また、文化財の保全、活用に向けた県内自治体の動向も紹介した。
続いて、新潟県南魚沼地域振興局地域整備部の細道博建築課長が来賓として祝辞を寄せた。同会の富井冨士子まちづくり副委員長が今回の趣旨を説明した後、シンポジウムへと移った。
第1部では、ヘリテージマネジャー養成講師の山崎完一氏と同会の清水恵一副会長、富井副委員長がまつだい郷土資料館の移築復原に関する概要を報告した。
第2部は、今回のタイトルをテーマとしたパネルディスカッション。同会の相田幸一まちづくり委員長をコーディネーターに、渡辺常務理事、山崎氏、清水副会長、富井副委員長がパネリスト務めた。
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冒頭、あいさつした同会の渡辺斉常務理事は、ヘリテージマネジャーの養成講座を始めとする同会の活動に触れた上で、「国内の人口が減少していく中で、持続可能な社会を形成することは非常に重要。われわれの取り組みがその一助になれば」と述べた。また、文化財の保全、活用に向けた県内自治体の動向も紹介した。
続いて、新潟県南魚沼地域振興局地域整備部の細道博建築課長が来賓として祝辞を寄せた。同会の富井冨士子まちづくり副委員長が今回の趣旨を説明した後、シンポジウムへと移った。
第1部では、ヘリテージマネジャー養成講師の山崎完一氏と同会の清水恵一副会長、富井副委員長がまつだい郷土資料館の移築復原に関する概要を報告した。
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