2015/05/16

【NEXTA'15】最優秀は相見良樹さん(大工大)の「Geek's Sanctuary」 京都建築学生之会

大学や専門学校など関西圏中心に建築を学ぶ学生たちで構成する「京都建築学生之会」主催の作品展「NEXTA’15」が、6日から10日まで京都市左京区のみやこめっせで開かれ、京阪神の大学や専門学校の学生49人が出展した。9日には若手の著名建築家4氏を招いて公開審査会を実施、プレゼンテーションした8人の中から相見良樹さん(大阪工大4年)を最優秀に選んだ=写真。総合資格が協賛した。

 この催しは、毎年2月に開催している合同卒業制作展の「スピンオフ企画」。今回は「今と過去の節目をつくる栞」とのコンセプトに基づき、学生たちが複合施設や学校、商業施設、住宅などユニークな建築提案を披露した。
 9日は芦沢竜一氏(芦沢竜一建築設計事務所)、竹口健太郎氏(アルファヴィル)、畑友洋氏(畑友洋建築設計事務所)、藤村龍至氏(藤村龍至建築設計事務所)の4氏が会場を訪れ、審査員を務めた。

展示の様子
プレゼンテーションに立った学生たちは約10分間作品について説明し、審査員からの質問や指摘に答えた。審査の結果、「オタク文化の聖地となる図書館」を提案した相見さんの「Geek's Sanctuary」が最優秀に選ばれた。その他審査員賞には藤本雅広さん(大阪大4年)、佐藤峻亮さん(立命館大4年)、湯之上純さん(近畿大4年)、植野みな子さん(京都建築大学校4年)の4人が入選した。
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