首都高速道路会社は19日、東京都江東区の高速湾岸線高架下で、「首都高点検・補修デモ2015」を開いた。土木工学などを専攻する大学生54人が参加し、“橋を守る技術”を体験した=写真。
点検・補修デモは、「首都高施設安全月間」(6月1日-30日)の活動の一環として実施し、今回で8回目となる。
高速湾岸線高架下の辰巳補修基地内で行われた点検・補修デモには、芝浦工大、早大、関東学院大、東大、日大、横浜国大から女子大生6人を含む54人の学生が参加。高所作業車を使った点検や、反発度法によるコンクリート強度測定、超音波による鋼構造物の非破壊検査など、安全・安心の確保に向けた現場の技術を体感した。水噴霧点検車などの点検試験車両の展示や、さまざまな点検機器と補修技術の紹介に熱心に耳を傾けていた。
首都高速道路保全・交通部の日比野欽一担当部長は、「高速道路構造物の老朽化が問題となる中、点検・補修の技術者が不足している。若い方に点検・補修技術に目を向け、重要性について理解を深めてもらいたい。また、点検・補修の知識を、ものづくりの考え方に反映させることも大切。今後の勉強や社会に出る際に役立てていただければ」と話し、若い技術者の入職にも期待を寄せている。
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点検・補修デモは、「首都高施設安全月間」(6月1日-30日)の活動の一環として実施し、今回で8回目となる。
高速湾岸線高架下の辰巳補修基地内で行われた点検・補修デモには、芝浦工大、早大、関東学院大、東大、日大、横浜国大から女子大生6人を含む54人の学生が参加。高所作業車を使った点検や、反発度法によるコンクリート強度測定、超音波による鋼構造物の非破壊検査など、安全・安心の確保に向けた現場の技術を体感した。水噴霧点検車などの点検試験車両の展示や、さまざまな点検機器と補修技術の紹介に熱心に耳を傾けていた。
首都高速道路保全・交通部の日比野欽一担当部長は、「高速道路構造物の老朽化が問題となる中、点検・補修の技術者が不足している。若い方に点検・補修技術に目を向け、重要性について理解を深めてもらいたい。また、点検・補修の知識を、ものづくりの考え方に反映させることも大切。今後の勉強や社会に出る際に役立てていただければ」と話し、若い技術者の入職にも期待を寄せている。
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